名古屋大学総合保健体育科学センター

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外出自粛の中での正しい過ごし方

健康支援

2020/04/06

 新型コロナウィルス感染症の拡大の影響を受けて,学生の皆さんは,過去に例がないほどの困難な状況下での学生生活を強いられています.学生の皆さんには,このような状況にも負けることなく,心身ともに健康な生活を過ごして欲しいと願っています.ここでは,そのための情報を発信したいと思います.

運動をしよう

健康を維持するための重要な要因のひとつは「運動」です.しかしながら現在は,全世界的に外出の自粛が求められており,運動をする機会が減少していると思います.本学でも,感染拡大の影響により,運動施設の閉鎖を決断せざるを得ませんでした.しかしながら,学生の皆さんには,3密(密閉,密集,密接)を十分に避けたうえで,それぞれが出来る範囲で,運動する機会を作って頂きたいと思います.ここでは,アメリカスポーツ医学会による「自粛中の身体活動に関する提言」をもとに,運動の例を紹介いたします.

有酸素運動
 10~15分の運動を1日に2-3回,実施しましょう.例えば,動画を見ながらエクササイズをしたり,好きな音楽をかけて踊ってみたり,部屋が広ければ,歩き回ったり,階段を上り下りするなどが良いでしょう.
 また一方で,他者から2メートル以上離れた状態を保つことができれば,ウォーキングやジョギングに出かけることが出来ます.大学周辺には,「東山一万歩コース」や「平和公園くらしの森」など,森の中の素晴らしい散歩道があります(このキーワードをGoogle mapで検索すると行けます).大学周辺で一人暮らしをしている学生さんは,ぜひ気晴らしに出掛けてみてください.
 あるいは,自転車で遠くに出かけるのも良いでしょう.ちょっと遠くのスーパーに買い物に出掛けてみたり, 3密を十分に避けたうえで,自転車で名所を巡ってみたりするのもいいかもしれません.ただし,帰宅したら必ず,手を洗うようにして下さい.

筋力トレーニング
 簡単に筋力トレーニングをする方法を見つけましょう.例えば,スクワットや腕立て伏せ,ランジなどは,機器を用いないでも行うことができます.あるいは,スマートフォンのアプリを使うのも良いでしょう.例えば,「7-Minute Workout」という無料のアプリは,機器を用いない筋力トレーニング方法が,動画で解説されていますので,ぜひ試してみてください.

参考資料:アメリカスポーツ医学会 Staying Active During the Coronavirus Pandemic | Handout



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