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「健康と生活習慣に関するアンケート」結果(第一報:学部学生・大学院生対象)

健康支援

2020/05/07

学部生,大学院生を対象に行っていました「健康と生活習慣に関するアンケート」の結果がまとまりました.ご協力いただいた学生さんにはお礼申し上げます.(中には何度も回答している学生もいるかもしれませんが,誤差の範囲だと区別していません)

詳しくはこちら.資料はこちら

要約

新型コロナウイルス感染症拡大を受け,本学学生の健康維持を支援するために,全学の学部学生と大学院生を対象にアンケートを実施しました.その結果,5,000名近い回答を得ました.その半数以上は新型コロナウイルス感染症拡大によってストレスや不安を感じており,特に学部1年生では交友関係に関する不安が高いこと,高学年では就職に関する不安も高く,大学院生では学業に対する不安も高いことが分かりました.ただ,現在の体調はそれほど悪いとは感じていないが,運動不足を強く感じています.さらに,遠隔授業についても不安も高く,教員とのコミュニケーションや友人とのコミュニケーション,留学生ではインターネット環境に対する不安も高いことが分かりました.多くの学生が自宅待機の状況で,自宅できるエクササイズや安全な屋外での運動の仕方に関する知識の提供を希望していることが分かりました.

目的

新型コロナウイルス感染拡大を受け,4月の新年度以降,学部学生・大学院生は春学期の授業がすべて遠隔授業となり,大学への登校が禁止された(大学院生は一部登校可).この事態を受け,本センターでは,学部学生・大学院生の心身の健康維持を支援するために,現状を把握する必要があると考え,「健康と生活習慣に関するアンケート」を実施しました.

方法

対象:全学部学生・大学院生 (留学生も含む)

期間:2020.4.17~2020.4.30

調査方法:Qualtricsを利用したWebアンケート

結果

回答者数 は日本人学生 学部学生:3,709名,大学院生:1,031名, 留学生 学部学生:67名,留学生・大学院生:113名 の合計4,920名であった.

日本人の学部学生で実家に居住するものは6割を超えている.また留学生の学部学生で実家にいるという学生は帰国したまま,再入国できない学生であると思われる.

学部学生と大学院生を比較すると,日本人学生,留学生を問わず大学院生の方が不安を感じる割合が高いようである.日本人学生では,高学年になるほどストレスや不安を強く感じているようにみえ(5~6割),大学院生はM1よりもM2,D1よりもD2以上で強く感じている(5~7割弱).ただ,アンケートには不安が高い人が多く回答した可能性もある.

学生が感じているストレスや不安は新型コロナウイルス感染拡大によるものなのかという問いには,日本人の8割以上.留学生の7割以上が「はい」と答えている.やはり今回の新型コロナウイルス感染拡大が,学生のストレスや不安に大きな影響を及ぼしていることがわかる

日本人では,学生会館や寮に居住する学生が,その他の居住環境に比べてストレスや不安を感じる程度が低いようである.留学生の場合には,実家やその他(パートナーとの同居も含む)に居住する方がストレスや不安を感じる程度が低いようである.

日本人の学部生では,1年生は学業,交友関係,精神面の順に多く,いずれも4割を超えている.2~4年生では,精神面の不安が高く5割近くあり,学業の不安よりも高い.また3年生,4年生になるに従い就職への不安も高くなっている.また2年生以上では金銭面の不安も25%を超えている.2~3年生では身体面への不安も25%を超えている.

学部学生(日本人学生)

大学院生の場合には,D4を除き,すべての学年で学業への不安が一番高く,次いで精神面の不安が4割を超えている.大学院生では交友関係への不安が低い.

大学院生(日本人学生)

留学生では,学部学生は精神面,学業,金銭面の順に不安の要因を上げ,大学院生では学業,精神面,金銭面の順にその要因を挙げている.いずれも3割近くが金銭面の不安を抱えており,日本人学生よりも金銭面への不安が高いことがわかる .

留学生

現在の体調に関しては,日本人学生の9割以上,留学生の8割以上が,「どちらかといえば良い」あるいは「良い」と答えていて,大きな問題はないようである.

食習慣に関しては,日本人学生と留学生の大学院生の8割程度が「どちらかといえば良い」あるいは「良い」と回答していた.留学生の学部学生が若干よくないと答える割合が多かった.

現在の睡眠習慣については,「どちらかといえば良い」あるいは「良い」と回答しているのは日本人学生が6~7割以上に対し,留学生は4~6割となり,留学生の方が睡眠習慣がよくないようである.

現在の運動習慣に関しては,「全くしていない」という学生が日本人では2~3割いるが,留学生では1割以下であり,全体的に留学生の方が運動をよく行っているようである.

こうした運動習慣に対して,現状をどう認識しているかを聞いたところ,日本人学生では8割以上が,留学生でも半数ほどが「少ない」と感じていることが分かった.

さらに,新型コロナウイルスの感染拡大がこうした生活習慣に及ぼした影響について聞いてみると,特に「運動不足になった」という学生が4~6割いた.ただ留学生の中には,いずれかの生活習慣が改善したとするものも3割いた.

遠隔授業への不安とその要因について聞いたところ,日本人の学部学生で8割,それ以外でも6割が「やや不安を感じる」または「不安を感じる」と回答していた.

また,その不安の多くは,すべてのカテゴリーで「教員に対面で会えない」が5割近くいた.日本人の学部学生で「友達に対面で会えない」,「受講方法(NUCTなど)」と答えるものが多かったのはたいしょうしゃの1/3程度が1年生であったためと考えられる.ここでも学部1年生の交友関係への不安が見て取れる.

留学生の日本語能力と現在感じている不安,あるいは遠隔授業に対する不安を検討したが,明確な違いは認められなかった.

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